2025年度「橋渡し研究プログラム」支援シーズの募集について
岡山大学は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構
(AMED)「橋渡し研究プログラム」における中国四国地区の拠点として、各種シーズに対する支援を行っております。このたび、2025年度支援シーズについて、下記のとおり募集を行いますので通知いたします。
橋渡し研究プログラムは、健康・医療戦略等に基づき、文部科学大臣が認定した「橋渡し研究支援機関」を活用し、アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために研究費等の支援を行い、革新的な医薬品・医療機器の創出を目指しています。また、臨床研究中核病院との円滑な連携を取り、支援を行うことで、医歯薬系分野以外も含めた拠点内外に埋もれている多数のシーズの発掘、支援をさらに促進する等、オールジャパンで橋渡し研究を効率的に推進するものです。
2025年度の支援課題(シーズA、preF、シーズF、シーズF#、シーズB、シーズC(a)(b))を学内および学外から広く募集いたします。
岡山大学拠点が実施する募集概要は以下のとおりです。
募集区分
対象課題は、大学等の研究機関におけるオリジナルな基礎研究成果に基づく、医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品等の候補となる物質等(シーズ)の実用化を目指す課題とし、開発段階に応じて、以下の区分とします。
シーズA
関連特許出願を目指す基礎研究開発課題
(年間最大500万円)
preF
非臨床POC取得に必要な試験パッケージの策定ならびに産学協働体制の確立を目指す課題
(年間上限1,000万円、最長2年度)
シーズF
実用化の加速のため産学協働でPOC取得を目指す課題
(前半2年度:年間上限7,000万円、後半3年度(ステージゲート通過課題):年間上限9,000万円)
シーズF#
実用化の加速のため産学協働でPOC取得を目指し臨床試験を行う課題
(年間上限9,000万円、最長3年度)
シーズB
非臨床POC取得を目指す研究開発課題
(年間上限5,000万円、最長3年度)
シーズC(a)
臨床POC取得を目指す研究開発課題で、臨床試験に向けた準備・臨床試験を行う課題
(初年度:年間上限1,000万円、後半3年度(ステージゲート通過課題):年間上限8,000万円)
シーズC(b)
臨床POC取得を目指す研究開発課題で、臨床試験を行う課題
(年間上限8,000万円、最長3年度)
※2025年度のAMED公募要領が未定のため、達成目標や研究期間などが変更になる事があります。