2023年度「橋渡し研究プログラム」支援シーズの募集について
岡山大学は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構
(AMED)「橋渡し研究プログラム」における中国四国地区の拠点として、各種シーズに対する支援を行っております。このたび、2023年度支援シーズについて、下記のとおり公募を行いますので通知いたします。
2022年度より、文部科学大臣が認定した全国11機関の「橋渡し研究支援機関」において、新しい「橋渡し研究プログラム」が開始されました。新しいプログラムでは、「橋渡し研究支援機関」を活用し、拠点内外のアカデミア等の優れた基礎研究の成果を、知財確保から早期臨床試験までのシーズ開発支援や産学連携を通じて革新的な医薬品・医療機器等の創出につなげることを目標としています。
シーズの募集区分は、これまで同様のシーズA、シーズB、シーズCに加え、preBを改組し、優れた基礎・応用研究の価値を最大化し、効率的に企業に移転するため基礎・応用研究から非臨床研究に繋ぐ支援を強化したpreF、企業への導出や実用化の可能性が高い研究課題を積極的に支援するシーズFへのシーズ支援研究費が提供されます。
岡山大学拠点が実施する募集概要は以下のとおりです
募集区分
橋渡し研究支援拠点は支援するシーズ(医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品等の候補となる物質や器機等)を、研究の進捗に応じて以下のとおり区分します。
シーズA
関連特許出願を目指す基礎研究開発課題 (最大500万円/年)
preF
非臨床POC*取得に必要な試験パッケージの策定ならびに産学協働体制の確立を目指す課題
(原則、年間上限1,000万円、最長2年度)
シーズB
非臨床POC取得を目指す研究開発課題 (年間上限5,000万円、最長3年度)
シーズF
実用化の加速のため産学協働でPOC取得を目指す課題
(初年度及び2年度目、年間上限7,000万円、ステージゲート通過課題は3年度目から最長5年度目まで 年間上限9,000万円)
シーズC
臨床POC取得を目指す臨床研究課題
臨床試験に向けた準備・臨床試験を行う課題
(初年度上限1,000万円、ステージゲート通過課題は2年度目から最長4年度目まで年間上限8,000万円)
※2023年度のAMED公募要領が未定のため、達成目標や研究期間などが変更になる事があります。